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寺田屋騒動 新装版

文春文庫 か2−52

出版社名 文藝春秋
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-16-713552-2
4-16-713552-3
税込価格 702円
頁数・縦 390P 16cm
シリーズ名 寺田屋騒動

商品内容

要旨

文久二(1862)年四月二十三日、伏見の船宿・寺田屋の二階。長州と手を組んでクーデターを謀る薩摩誠忠組の動きは、長州嫌いの久光の怒りを買った。蹶起中止を説得する使者との間に朋友相討つ惨劇が起る。武士にとって藩命と理想、君命と朝命はいずれが重いか、この時点でこれは答えの出ない命題だった。

著者紹介

海音寺 潮五郎 (カイオンジ チョウゴロウ)  
明治34(1901)年、鹿児島県に生れる。国学院大学を卒業後、指宿や京都で中学校教師を務めるかたわら創作にはげむ。「サンデー毎日」大衆文芸賞受賞を機に、執筆生活に入る。昭和11年、『天正女合戦』で第3回直木賞を受賞し、文名を不動のものとした。昭和52年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)