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絵具屋の女房

文春文庫 ま2−18

出版社名 文藝春秋
出版年月 2007年3月
ISBNコード 978-4-16-713818-9
4-16-713818-2
税込価格 660円
頁数・縦 268P 16cm

商品内容

要旨

エッ、宮本武藏は実在しなかった?何故なら「彼には滑稽な逸話がない」と丸谷さんは言います。それに比べて将軍家御指南番・神子上典膳なんか、西瓜の皮ですべって転んで、いい味だしてます。その他、天皇制と養子の話、甘栗を巡るマジメな論考、インディアンが野球をすると…など、名エッセイをお楽しみ下さい。

目次

吉良上野介と高師直
あのボタン
英雄色を好む
本のジャケット
木下藤吉郎とポルターガイスト
剣豪譚
徳富蘇峰論
薬を探す
養子の研究
塀の中
チーズと甘栗
先生の話術
インディアンと野球
猪鹿蝶
ちょっと政治的

著者紹介

丸谷 才一 (マルヤ サイイチ)  
大正14(1925)年、山形県鶴岡に生れる。昭和25年、東京大学文学部英文科卒業。43年、「年の残り」で第59回芥川賞受賞。また60年、評論「忠臣藏とは何か」で第38回野間文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)