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ほっこりぽくぽく上方さんぽ

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2002年12月
ISBNコード 978-4-16-715341-0
4-16-715341-6
税込価格 692円
頁数・縦 456,4P 16cm

商品内容

要旨

オダサクのミナミ、洪庵ゆかりの適塾はキタ。晶子の堺、源氏の京都、花の宝塚に尼崎。神戸・浮き寝のかもめ鳥。仏の奈良から奥座敷熊野詣でと遠出して、ついでの豪華客船で海のさんぽ…美しい日本、旧き佳き上方の心懐かしい佇まいと今の温もりに触れる旅。足掛け五年にわたって、丹念に訪ね歩いたお聖さんの新しい関西案内。

目次

1 始まりはミナミ
2 大阪ベイエリア
3 キタを味わう
4 ちょっとそこまで…
5 南へ、神の国へ
6 京都慕わし
7 上方モザイク

著者紹介

田辺 聖子 (タナベ セイコ)  
1928年大阪生。樟蔭女子専門学校国文科卒。64年「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)」で芥川賞受賞。軽妙洒脱でユーモラスな小説を主体に歴史エッセイ、評論など幅広く活躍。87年「花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女」で女流文学賞、93年「ひねくれ一茶」で吉川英治文学賞、94年菊池寛賞受賞。95年紫綬褒章受章。98年「道頓堀の雨に別れて以来なり」で読売文学賞、泉鏡花文学賞、井原西鶴賞受賞。2000年文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)