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「社交界」たいがい

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2002年2月
ISBNコード 978-4-16-735214-1
4-16-735214-1
税込価格 545円
頁数・縦 266P 16cm

商品内容

要旨

西洋人の社交界というものを、かねて私は知りたいと思っていた。それは西様人の会話やスピーチには、機知と諧謔があふれていて、日本人にはそれが全くないと聞いて私は育ったからである―「『社交界』たいがい」や明治の書生の面影を残していた記者の憶い出を綴った「生涯一記者」など、名エッセイの数々。

目次

オカネガアリマス
21世紀は来ないだろう
死ぬのだい好き
情報化時代というけれど
山田正吾
冷蔵庫革命
アカと言うよりほかはない
ファンレター抄
惣菜料理三百六十五日
21世紀は来ないだろう(再び)〔ほか〕

著者紹介

山本 夏彦 (ヤマモト ナツヒコ)  
大正4(1915)年、東京下谷根岸に生れる。24歳のとき名作「年を歴た鰐の話」の翻訳を『中央公論』に発表。戦後『室内』を創刊、今日に至る。同誌に「日常茶飯事」、『文芸春秋』に「愚図の大いそがし」、『諸君!』に「笑わぬでもなし」、『週刊新潮』に「夏彦の写真コラム」を連載中。昭和59年に菊池寛賞を、平成2年に「無想庵物語」(文芸春秋)で読売文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)