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漱石先生お久しぶりです

文春文庫 は8−16

出版社名 文藝春秋
出版年月 2007年1月
ISBNコード 978-4-16-748316-6
4-16-748316-5
税込価格 681円
頁数・縦 303P 16cm

商品内容

要旨

名著『漱石先生ぞな、もし』から十年、漱石を愛してやまない“歴史探偵”が、その作品のみならず、手紙、文明観、個人主義という覚悟、俳句や漢詩の世界など、漱石ワールドをくまなく歩きまわって楽しくつづった調査レポートが本書だ。人間・漱石の尽きない魅力が全篇に横溢して、読者を飽きさせないこと必定の好随筆である。

目次

第1話 “漱石横丁”そぞろ歩き
第2話 百年単位で考える
第3話 「筆は一本」の決意
第4話 漱石先生再読
第5話 十七文字と遊ぶ
第6話 白雲の境に憧れる
第7話 明治の青春

著者紹介

半藤 一利 (ハンドウ カズトシ)  
昭和5(1930)年、東京に生れる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5(1993)年「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、10年「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)