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最後の息子

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2002年8月
ISBNコード 978-4-16-766501-2
4-16-766501-8
税込価格 627円
頁数・縦 245P 16cm

商品内容

要旨

新宿でオカマの「閻魔」ちゃんと同棲して、時々はガールフレンドとも会いながら、気楽なモラトリアムの日々を過ごす「ぼく」のビデオ日記に残された映像とは…。第84回文学界新人賞を受賞した表題作の他に、長崎の高校水泳部員たちを爽やかに描いた「Water」、「破片」も収録。爽快感200%、とってもキュートな青春小説。

おすすめコメント

芥川賞に輝いた「パーク・ライフ」の著者のデビュー作。山田詠美、浅田彰両氏が絶賛して受賞したキュートな青春小説。

著者紹介

吉田 修一 (ヨシダ シュウイチ)  
1968年生まれ。高校まで長崎で過ごし上京。法政大学経営学部卒業。97年「最後の息子」で第84回文学界新人賞を受賞。同作が第117回芥川賞候補作となる。その後も「破片」「グリンピース」「Water」「突風」等の作品を次々と発表。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を受賞。他の著書には『熱帯魚』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)