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死刑のすべて 元刑務官が明かす

文春文庫 さ44−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-16-767987-3
4-16-767987-6
税込価格 660円
頁数・縦 284P 16cm

商品内容

要旨

起案書に30以上もの印鑑が押され、最後に法務大臣が執行命令をくだす日本の“死刑制度”。「人殺し!」の声の中で、死刑執行の任務を命じられた刑務官が、共に過ごした人間の命を奪う悲しさ、惨めさは筆舌に尽くしがたい。死刑囚の素顔、知られざる日常生活、執行の瞬間など、元刑務官だからこそ明かすことのできる衝撃の一冊。

目次

第1章 二〇〇一年死刑執行はかくなされた
第2章 これが現在の処刑だ
第3章 拘置所の日常と死刑囚の生活
第4章 初めて明かされる死刑囚監房の真実
第5章 殺人犯、その裁きの現場
第6章 死刑を執行するということ

著者紹介

坂本 敏夫 (サカモト トシオ)  
昭和22(1947)年生まれ。法政大学法学部中退。昭和42年、大阪刑務所看守を拝命し、以後、神戸刑務所、大阪刑務所、東京矯正管区、長野刑務所、東京拘置所、甲府刑務所、黒羽刑務所、広島拘置所等に勤務。平成6年3月まで法務事務官として奉職。映画「13階段」のアドバイザーも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)