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新平等社会 「希望格差」を超えて

文春文庫 や39−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-16-773602-6
4-16-773602-0
税込価格 639円
頁数・縦 295P 16cm

商品内容

要旨

日本における格差の拡大は一体どこまで進んでいるのか?ベストセラー『パラサイト・シングルの時代』『希望格差社会』の著者が、ワーキング・プア化する若者、「中流」の崩壊と貧困母子家庭の急増、貧困高齢者の「底抜け」など具体例を挙げつつ、その処方箋を示す。混迷する現代社会に希望を与える刮目の書。

目次

はじめに 格差に関する議論が盛んなのはなぜか?
第1部 格差社会を超えて(格差問題を考えるための三つの問い
格差に関わる社会問題を考える際の五つの領域 ほか)
第2部 格差社会の断面(仕事格差―フリーター社会のゆくえ
結婚格差―結婚難に至る男の事情、女の本音
家族格差―家族の形が変わり、新しい格差を生む ほか)
おわりに 生活の構造改革を目指して―格差が問題化しない社会を

おすすめコメント

日本における格差の拡大は一体どこまで進んでいるのか? ベストセラー『パラサイト・シングルの時代』『希望格差社会』の著者が、ワーキング・プア化する若者、「中流」の崩壊と貧困母子家庭の急増、貧困高齢者の「底抜け」など具体例を挙げつつ、その処方箋を示す。混迷する現代社会に希望を与える刮目(かつもく)の書。 解説・雨宮処凛

著者紹介

山田 昌弘 (ヤマダ マサヒロ)  
1957年、東京都生まれ。1986年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、中央大学文学部教授。専門は家族社会学。親子・夫婦・恋人などの人間関係を社会学的に読み解く試みを行っている。学卒後も両親宅に同居し独身生活を続ける若者を「パラサイト・シングル」と呼び、「格差社会」という言葉を一般に浸透させたことでも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)