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『陰陽師』のすべて

文春文庫 ゆ2−31

出版社名 文藝春秋
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-16-790628-3
4-16-790628-7
税込価格 792円
頁数・縦 273P 16cm

商品内容

要旨

安倍晴明と源博雅のコンビが平安の闇を祓い続けて夢枕作品は百を越えた。映画、歌舞伎、ドラマ、音楽、漫画と越境を繰り返し「陰陽師もの」という一大ジャンルを築く元となった小説・陰陽師シリーズの磁力の源と謎に、インタビュー、対談、座談会、エッセイ、登場人物紹介、全話解説等あらゆる角度から迫ったファン必携の一冊。

目次

妖かしの都を歩く―獏さんと歩く『陰陽師』京都案内
熱烈ファン対談―哀しくて愛おしい、鬼という存在(渡辺真理×夢枕獏)
ロングインタビュー―倒れるまで書き続けたい(夢枕獏)
対談―ペンと筆が紡ぐ平安の闇(夢枕獏×村上豊)
カバーギャラリー―『陰陽師』と村上豊の世界
インタビュー―自我から一番遠いもの(岡野玲子)
登場人物解説―『陰陽師』の人々
インタビュー―夢枕さんの背中を追いかけて(睦月ムンク)
完全ガイド―『陰陽師』エピソード総解説
座談会―「陰陽師」読書会(司会・構成 大矢博子)
座談会―今よみがえる陰陽師 安倍晴明(荒俣宏×岡野玲子×京極夏彦×夢枕獏 司会・山口琢也)
日本文学と安倍晴明―陰陽師たちの文学誌(東雅夫)
徹底紹介―陰陽師&安倍晴明ブックガイド(細谷正充)
インタビュー―等身大の晴明を書き続けて(結城光流)
評論―「陰陽師」メディアミックスの系譜(大倉貴之)
インタビュー―FROM萬斎
エッセイ―台湾の熱気がなつかしくなって(夢枕獏)
対談―陰陽師 神を見て仕事をする(市川染五郎×夢枕獏)
エッセイ―音の渦に佇む獏さん(仲野麻紀)

出版社・メーカーコメント

ファン待望のコンプリートガイドブック 100作を超えた「陰陽師」シリーズの人気の秘密、創作の源に迫る! 岡野玲子、睦月ムンク、渡辺真理など各界の第一人者が登場。

著者紹介

夢枕 獏 (ユメマクラ バク)  
昭和26(1951)年、神奈川県小田原市生れ。48年、東海大学日本文学科卒業。52年、「奇想天外」誌に「カエルの死」を書いてデビュー。『上弦の月を喰べる獅子』で、平成元年に第10回日本SF大賞を受賞。『神々の山嶺』で、10年に第11回柴田錬三郎賞を受賞。『大江戸釣客伝』で、23年に第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、翌年に第46回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)