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女を観る歌舞伎

文春文庫 さ29−8

出版社名 文藝春秋
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-16-790797-6
4-16-790797-6
税込価格 660円
頁数・縦 253P 16cm

商品内容

要旨

忠義のために我が子を差し出す女、初めての男が忘れられず、姫から遊女に身を落とす女、嫉妬する女、罪な女、だめんず好きの女…歌舞伎に登場する女性たちには時を越えた共感と驚きがある。今昔の女性を見続けてきた著者の“目からウロコ”の分析が冴え渡り、歌舞伎が身近に感じられる楽しい一冊。市村萬次郎氏との対談を特別収録。

目次

嫉妬する女
身を落とす女
運の悪い女
女じゃなかった女
無理する女
罪な女
化ける女
リードする女
かくしゃくとした女
突っ走る女
男まさりな女
エロい女
いじめられる女
子を持つ女
笑う女
操を立てる女
義理を立てる女
だめんず好きな女
親思いの女
追う女

おすすめコメント

嫉妬する女、だめんず好きの女……歌舞伎に登場する女性たちには、時を越えた共感と驚きがある! 市村萬次郎氏との対談を特別収録。

著者紹介

酒井 順子 (サカイ ジュンコ)  
1966年東京生まれ。エッセイスト。高校生の時から雑誌にコラムを書き始める。立教大学卒業後、広告代理店に3年間勤務し、フリーに。世相を的確にとらえるクールでシビアな視点が人気を集める。2004年、「負け犬の遠吠え」で第4回婦人公論文芸賞、第20回講談社エッセイ賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)