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ありきたりの痛み

文春文庫 ひ27−1

出版社名 文藝春秋
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-16-791249-9
4-16-791249-X
税込価格 759円
頁数・縦 249P 16cm

商品内容

要旨

幼いころ過ごした台湾の原風景、直木賞受賞作『流』のモデルになった祖父の思い出、サラリーマンになりたての頃の愚かな喧嘩、マエストロの資格を取るほど惚れ込んだテキーラ、そして、愛する本と音楽と映画のこと―。売れなかった時代も、受賞直後の狂騒の日々も、この人の姿勢は変わらない。作家の魂に触れるエッセイ集。

目次

第1章 はじまりの風景(音楽が聴こえた日
ありきたりの痛み
サンタクロースの失敗 ほか)
第2章 銀幕にたぶらかされて(『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』
『大いなる陰謀』
自己紹介 ほか)
第3章 孤独の雨(基本、ひとりぼっち 大学生への提言1
パーティが終わるとき 大学生への提言2
きっかけとしての旅 大学生への提言3 ほか)

著者紹介

東山 彰良 (ヒガシヤマ アキラ)  
1968年台湾生まれ。幼少期を台北で過ごした後、日本に移る。2003年、「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞した『逃亡作法 TURD ON THE RUN』で作家デビュー。09年『路傍』で大藪春彦賞、15年『流』で直木賞、16年『罪の終わり』で中央公論文芸賞を受賞。17年に刊行した『僕が殺した人と僕を殺した人』では読売文学賞、渡辺淳一文学賞、織田作之助賞の3冠に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)