悲しみの秘義
文春文庫 わ24−1
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2019年12月 |
ISBNコード |
978-4-16-791414-1
(4-16-791414-X) |
税込価格 | 825円 |
頁数・縦 | 235P 16cm |
書店レビュー
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こんな時代だからこそ
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- すいきん堂書店 (長野県松本市)
どんな微細な光をも捉える 眼を養うためのくらやみ
人生には悲しみの扉を通じてしか見ることのできない地平がある。悲痛の経験には終わらず、哀憐の哀しみとなり、悲愛の発見となる愛しみとなり、悲しみのなかに咲く美しい花に出合う美しみとなる。もしあなたが今、このうえなく大切な何かを失って、暗闇のなかにいるとしたら、この本をおすすめしたい。(2021年2月7日)
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商品内容
要旨 |
人生には悲しみを通じてしか開かない扉がある。宮沢賢治、須賀敦子、神谷美恵子、リルケ、プラトン―名著に記された言葉をひとつひとつ掘り下げ、著者自らが味わってきた深い悲しみの意味を探し求めた26の美しい文章。大切なものを喪い暗闇の中にいる人に、静かに寄り添う書。文庫化に際し「死者の季節」増補。 |
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目次 |
悲しみの秘義 |