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無恥の恥

文春文庫 さ29-9

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-16-791911-5
4-16-791911-7
税込価格 825円
頁数・縦 276P 16cm

商品内容

要旨

古来より「恥の文化」の中で謙遜しながら生きてきた日本人。しかし、SNSが人々の心に眠っていた自慢欲求に火をつけた!SNSの発展とともにどんどん高度になっていく自慢テクニック。実は、清少納言も兼好法師も自慢したくてたまらなかった?!文庫化を記念して、“恥ずかしがり屋”を自認する小林聡美さんとの爆笑対談を収録。

目次

恥の感覚
中年とSNS
若者とSNS
恥の歴史
恥と集団
恥ずかしい言葉
より良く見せたい
若さという恥
感謝にテレない世代
「暴露」の機会均等化
クールジャパン
読んでいる本は
善行を妨げるもの
性の意識
歌ったり踊ったり
暗闇の中の「行為」
結婚相手
男の世界
死に支度
おわりに

著者紹介

酒井 順子 (サカイ ジュンコ)  
1966年、東京都生まれ。高校在学中に雑誌にコラムを発表し、デビュー。大学卒業後、広告会社勤務を経て、エッセイ執筆に専念。2004年『負け犬の遠吠え』で、第20回講談社エッセイ賞、第4回婦人公論文芸賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)