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高度成長の時代 3

成長と冷戦への問い

出版社名 大月書店
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-272-52093-0
4-272-52093-8
税込価格 4,180円
頁数・縦 364P 20cm
シリーズ名 高度成長の時代

商品内容

要旨

冷戦構造を背景に、年平均10%という経済成長のなかで大変貌を遂げた日本社会。農村や川崎のスラム街、沖縄、労働者家族と女性、育児・保育、ウーマンリブ、文化運動など、さまざまな経験を描き、その歴史的特質に迫る。

目次

第1部 変貌する地域(二つの農村
“周辺”層と都市社会―川崎のスラム街から
生き続ける学校―荒川区立日暮里中学校の開校後一〇年の経験
占領下沖縄における成長と壊滅の淵)
第2部 多様化する暮らしと思想(高度成長期前夜における労働者家族のジェンダー関係の構築―日鋼室蘭争議を事例として
松田道雄と集団保育の“発見”―一九六〇年代の保育運動のなかで
扉を開いた女性たち―女性正規雇用者の軌跡
ウーマン・リブ―近代家族の完成と陥穽
高度成長と文化運動―労音運動の発展と衰退)

著者紹介

大槻 奈巳 (オオツキ ナミ)  
1962年生まれ。聖心女子大学准教授/職業社会学、労働とジェンダー
高岡 裕之 (タカオカ ヒロユキ)  
1962年生まれ。関西学院大学教授/日本近現代史、社会・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)