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パンの歴史 世界最高のフランスパンを求めて

出版社名 河出書房新社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-309-22420-6
4-309-22420-2
税込価格 3,850円
頁数・縦 509P 20cm

商品内容

要旨

歴史上、世界でいちばんおいしいパンは、18世紀のフランスで作られていた。パンの質は、その後、目に見えて落ちてしまう。今やフランスパンは、世界で「最もまずいパン」に成り下がってしまった。1960年代に入っていよいよパン職人が立ち上がる。「フランスパンは、我々の文化だ!」本書は、「おいしいパン」とは何かをパン産業、農業、経済、政治、庶民の味の嗜好など、多角的に紹介、解説している。エリック カイザー、ドミニク セブロン、フランシス オルデル…現代のパン職人の名匠のエピソード満載。もちろん、パンの味を評価する方法も教えます。読めばフランスパンのおいしさが増すこと請け合い。

目次

第1章 おいしいパン―その実践と解釈
第2章 パンをめぐるふたつの危機
第3章 白パンのウエスタン
第4章 敵と競争
第5章 パン屋と国家、あるいはパンと民衆と王
第6章 製粉業者とパン屋
第7章 モンジュ戦争と義勇兵たち

出版社
商品紹介

フランスのパンが世界で最もおいしいとされた18世紀以降の歴史を振り返る。危機に瀕した伝統産業が復活した背景を多角的に考察。

著者紹介

カプラン,スティーヴン・L. (カプラン,スティーヴンL.)   Kaplan,Steven L.
コーネル大学、フランス政治学院、高等師範校(エコール・ノルマル・シュペリウール)教授。ヨーロッパ史の研究で最も知られたアメリカ人研究者のひとり
吉田 春美 (ヨシダ ハルミ)  
上智大学文学部史学科卒業。フランス文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)