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海がやってくる 気候変動によってアメリカ沿岸部では何が起きているのか

出版社名 河出書房新社
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-309-25425-8
4-309-25425-X
税込価格 2,915円
頁数・縦 308,24P 20cm

商品内容

要旨

ニューヨークが、フロリダが、ルイジアナが沈没する!温暖化と海面上昇がもたらした崩壊の風景。常識を覆す「人新世」の恐るべき現実。ピューリッツァー賞一般ノンフィクション部門最終候補(2018年)。全米アウトドア・ブック賞受賞(2018年)

目次

パスワード―ロードアイランド州、ジェイコブズ・ポイント
第1章 枯れ木(柿―ルイジアナ州、ジャン・チャールズ島
感謝について ローラ・シューワル―メイン州、スモールポイント
世界の終わりの沼―メイン州、フィップスバーグ
パルス―南フロリダ
報いについて ダン・キプニス―フロリダ州、マイアミビーチ)
第2章 リゾーム(嵐について ニコール・モンタルト―スタテンアイランド、オークウッドビーチ
占い棒―スタテンアイランド、オークウッドビーチ
弱さについて マリリン・ウィギンス―フロリダ州、ペンサコーラ
リスク―フロリダ州、ペンサコーラ
機会について クリス・ブルネット―ルイジアナ州、ジャン・チャールズ島
さよなら、湾に映る雲―ルイジアナ州、ジャン・チャールズ島)
第3章 海面上昇(点と点をつなぐ―オレゴン州、H・J・アンドリューズ実験林
回復について リチャード・サントス―カリフォルニア州、アルビソ
振り返る、そして前を向く―カリフォルニア州、サンフランシスコ湾)

出版社・メーカーコメント

メキシコ湾岸、フロリダ、そしてニューヨークまで、沿岸部に住む人々の危機的状況から、既に人類史を変えつつある「気候変動」の真実を描く。2019年ピュリッツァー賞最終候補作品。

著者紹介

ラッシュ,エリザベス (ラッシュ,エリザベス)   Rush,Elizabeth
ノンフィクション作家・写真家。リード大学で英文学士号、サザンニューハンプシャー大学で美術学修士号を取得。2021年現在、ブラウン大学英文学部客員講師。ニューヨーク・タイムズ、ハーパーズ、アルジャジーラなどに寄稿。『海がやってくる(原題:Rising)』はピューリッツァー賞一般ノンフィクション部門の最終候補作品となるほか、シカゴ・トリビューン、ガーディアン、パブリッシャーズ・ウィークリーなどで2018年の年間ベストに選出される
佐々木 夏子 (ササキ ナツコ)  
翻訳業。立教大学大学院文学研究科博士前期課程修了。2007年よりフランス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)