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〈格差〉と〈階級〉の戦後史

河出新書 016

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-309-63117-2
4-309-63117-7
税込価格 1,210円
頁数・縦 404P 18cm

商品内容

要旨

この社会はいかにして、現在のようなかたちになったのか?敗戦、ヤミ市、復興、高度成長、「一億総中流」、バブル景気、日本経済の再編成、アンダークラスの出現…「格差」から見えてくる戦後日本のすがたとは―根拠なき格差論議に終止符を打った名著『「格差」の戦後史』を、10年の時を経て、新データも加えながら大幅に増補改訂。日本社会を論じるならこの一冊から。

目次

序章 舞台装置は階級構造―「フィガロの結婚」と「天国と地獄」をめぐって
第1章 格差をどうとらえるか
第2章 格差縮小から格差拡大へ―戦後日本のメガトレンド
第3章 貧しさからの出発―敗戦から一九五〇年まで
第4章 「もはや戦後ではない」―一九五〇年代
第5章 青春時代の格差社会―一九六〇年代
第6章 「一億総中流」のなかの格差―一九七〇年代
第7章 格差拡大の始まり―一九八〇年代
第8章 日本社会の再編成―一九九〇年代
第9章 新しい階級社会の形成―二〇〇〇年代
第10章 アンダークラスの時代―二〇一〇年代

出版社・メーカーコメント

格差論の決定版『「格差」の戦後史』を、10年の時を経て、新データも加えアップデート。ヤミ市、復興、高度成長、一億総中流、アンダークラスの出現……この社会はいかにして生まれたか。この社会はどのようにして、現在のようなかたちになったのか?敗戦、ヤミ市、復興、高度成長、「一億総中流」、バブル景気、日本経済の再編成、アンダークラスの出現……「格差」から見えてくる戦後日本のすがたとは――根拠なき格差論議に終止符を打った名著『「格差」の戦後史』を、10年の時を経て、新データも加えながら大幅に増補改訂。日本社会を論じるならこの一冊から。

著者紹介

橋本 健二 (ハシモト ケンジ)  
1959年、石川県生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授。専攻は社会学。データを駆使して日本社会の階級構造を浮き彫りにする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)