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イギリスとヨーロッパ 孤立と統合の二百年

出版社名 勁草書房
出版年月 2009年1月
ISBNコード 978-4-326-35144-2
4-326-35144-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 350,16P 20cm

商品内容

要旨

かつて世界の海を支配しつつも衰亡の道をたどった老大国は、ヨーロッパにいかに向きあってきたのか。そこには、外交と国際関係への深い示唆が満ちている。揺れるアイデンティティ、二百年の軌跡。

目次

歴史のなかのイギリスとヨーロッパ
ヨーロッパ協調から世界大戦へ一八一五‐一九一四年―「不実の白い鳥」の呪縛
「新しいヨーロッパ協調」からシューマン・プランへ一九一九‐五〇年―世界戦争の時代のイギリスとヨーロッパ
超国家的統合の登場一九五〇‐五八年―イギリスは船に乗り遅れたのか?
第一次EEC加盟申請とその挫折一九五八‐六四年―「三つのサークル」ドクトリンの段階的再編
第二次EEC加盟申請とその挫折一九六四‐七〇年―イギリスの緩やかな方向転換
米欧間での揺らぎ一九七〇‐七九年―ヨーロッパになりきれないイギリス
冷戦とデタントのなかで―CSCEへの道とイギリスの役割意識一九五一‐七九年
サッチャーとドロール一九七九‐九〇年―劇場化されるヨーロッパ
メージャーとマーストリヒト条約一九九〇‐九七年―調整型リーダーシップの功罪〔ほか〕

出版社
商品紹介

ヨーロッパであってヨーロッパでない島国のジレンマ。そこには、日本の針路と国際政治の本質への示唆が満ちている。

著者紹介

細谷 雄一 (ホソヤ ユウイチ)  
慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在:慶應義塾大学法学部准教授(国際政治史、イギリス外交史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)