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「みんな」のバカ! 無責任になる構造

光文社新書 152

出版社名 光文社
出版年月 2004年6月
ISBNコード 978-4-334-03252-4
4-334-03252-4
税込価格 770円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

「みんな」を求め、「みんな」に傷つけられた「わたし」は何処へ行く。

目次

1章 「みんな」って誰?(「みんなやっていることやないか!」
「赤信号」の法則 ほか)
2章 「みんな」の西欧思想史(法とは「みんな」の意志である
「みんな」による「みんな」の支配・全体主義 ほか)
3章 「みんなの責任」をどうするか?(「みんなの責任」の範囲
「自分で語ることのできない他者」への「責任」 ほか)
4章 「みんな」と「わたし」の物語(「みんな」から押し出された「わたし」
「わたし」が「みんな」から目覚める時 ほか)
5章 そして、「みんな」いなくなった!(「みんな」はいつまでも「みんな」なのか?
危ない時に出てくる「みんな」 ほか)

おすすめコメント

「仲良し」が突然「ウザく」なったのはなぜか?何気に口にしている「みんな」とはいったい誰のことか?「みんな」というキーワードから現代社会の危機の本質を明確に描き出す。

著者紹介

仲正 昌樹 (ナカマサ マサキ)  
1963年広島県生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学部教授。社会思想史・比較文学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)