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日中一〇〇年史 二つの近代を問い直す

光文社新書 238

出版社名 光文社
出版年月 2006年1月
ISBNコード 978-4-334-03338-5
4-334-03338-5
税込価格 836円
頁数・縦 241P 18cm

商品内容

要旨

古来、特に近代に入ってから、日本と中国との関係について悩み苦しむ両国の知識人たちの姿がありました。私たちは、そんな彼らが歴史の中で遺したものを放棄して生きるわけにはいきません。本書では、過去およそ一〇〇年間、彼らが互いの国(及びそこに映し出される自国の姿)に対してどのように悩んできたか、その葛藤のプロセスが綴られています。そして、私たちが中国という隣国とつきあう際に、そのような「悩み」から絶対に逃れられないことを、日本と中国とのここ一〇〇年の、苛烈でもあり、また疎遠でもあるという、極めて複雑な関係を考えることによって示そうとしています。

目次

序章 日本と中国の近代化
第1章 明治維新と辛亥革命
第2章 反日運動とアジア主義
第3章 十五年戦争の終わりと「終わらない」戦争
第4章 毛沢東の戦争観
第5章 植民地としての台湾
第6章 知識人たちの戦中、そして戦後
第7章 日中台、それぞれの冷戦
終章 日中国交回復で何が「回復」されたのか

おすすめコメント

日本と中国、この隣り合う国の複雑で苛烈な関係について、毛沢東、北一輝、魯迅、竹内好など、両国の知識人たちは真剣に悩み、考え抜いてきた。両国の近代史を、彼らの思想を軸にたどる。

著者紹介

丸川 哲史 (マルカワ テツシ)  
1963年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科単位取得退学。明治大学政治経済学部所属。専門は台湾文学と東アジア文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)