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赤と黒 十九世紀年代記 下

光文社古典新訳文庫 KAス1−2

出版社名 光文社
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-334-75146-3
4-334-75146-6
税込価格 1,122円
頁数・縦 645P 16cm
シリーズ名 赤と黒

商品内容

要旨

神学校を足がかりに、ジュリヤンの野心はさらに燃え上がる。パリの貴族ラ・モール侯爵の秘書となり、社交界の華である侯爵令嬢マチルドの心をも手に入れる。しかし野望が達成されようとしたそのとき、レナール夫人から届いた一通の手紙で、物語は衝撃の結末を迎える。

著者紹介

スタンダール (スタンダール)   Stendhal
1783‐1842。フランスの小説家。代々法曹家を生んだブルジョワの家庭に生まれる。7歳のとき熱愛していた母親を亡くす。その反動からか、王党派の父親に激しく反発し、自らは共和主義者となる。ナポレオンのイタリア遠征に参加し、陸軍少尉に任官。このときから生涯、イタリアを愛することになる。その後は官僚となり、多彩な女性遍歴など、派手な生活を送る。この間、『恋愛論』『赤と黒』などを書き上げる。1842年、卒中で死去
野崎 歓 (ノザキ カン)  
1959年生まれ。東京大学文学部准教授。フランス文学研究のほか、映画評論、文芸評論、エッセイなど幅広く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)