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廃墟の白墨

光文社文庫 と22−4

出版社名 光文社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-334-79317-3
4-334-79317-7
税込価格 792円
頁数・縦 379P 16cm

商品内容

要旨

和久井ミモザは、死の床にある父親に届いた薔薇の絵の写真と不可解な手紙に導かれ、大阪に赴く。指定された廃墟のようなビルにいたのは正体不明の三人の男。ここを「王国」と呼ぶ男たちは、父の過去を話し始める。かつて「王国」で起きた忌まわしい事件が語られるうち、ミモザ自身の真実もまた明らかになり―。愛と罪、贖罪が重なり合う、哀切と衝撃の傑作長編。

著者紹介

遠田 潤子 (トオダ ジュンコ)  
1966年大阪府生まれ。関西大学文学部独逸文学科卒。2009年『月桃夜』で第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。’16年、『雪の鉄樹』が「本の雑誌が選ぶ2016年度文庫ベストテン」第1位、’17年、『オブリヴィオン』が「本の雑誌が選ぶ2017年度ベスト10」第1位、『冬雷』が第1回未来屋小説大賞に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)