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巨鯨の海

出版社名 光文社
出版年月 2013年4月
ISBNコード 978-4-334-92878-0
4-334-92878-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 336P 20cm

商品内容

文学賞情報

2013年 第4回 山田風太郎賞受賞

要旨

網を打つ者。とどめを刺す者―。おのおのが技を繰り出し集団で鯨に立ち向かう、世界でもまれな漁法「組織捕鯨」を確立し繁栄する紀伊半島の漁村、太地。しかし、仲間との信頼関係が崩れると即、死が待ち受ける危険な漁法であるため、村には厳しい掟が存在した。流れ者。己の生き方に苦悩する者。異端者―。江戸から明治へ、共同体で繰り広げられる劇的な人生を描いた渾身作。

出版社
商品紹介

江戸時代に古代捕鯨方法を確立した紀州・太地。さまざまな人生模様を劇的に描いた渾身の連作短編集。

著者紹介

伊東 潤 (イトウ ジュン)  
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に長らく勤務後、文筆業に転じ、歴史小説や歴史に材を取った作品を相次いで発表している。『国を蹴った男』(講談社)で第34回吉川英治文学新人賞を受賞。『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「本屋が選ぶ時代小説大賞2011」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)