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大人処女 彼女たちの選択には理由がある

祥伝社新書 685

出版社名 祥伝社
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-396-11685-9
4-396-11685-3
税込価格 1,056円
頁数・縦 261P 18cm

商品内容

要旨

不倫、少女売春、風俗、高齢者の性など光の当たっていない世界を取材してきた著者は、池袋の淫靡な雰囲気が漂うバーで、男性経験のない清楚な女性従業員・梓さん(仮名、28歳)に出逢う。5年後、19歳年上のイラン人男性と結婚した彼女と再会し話を聞くと、結婚前も結婚後も夫と肉体関係はないと言う(夫以外ともない)。30歳を過ぎて性経験がない女性、大人処女。彼女たちは、なぜそれを選択したのか。著者は、梓さんを含む9人に寄り添うように取材、すこしずつ聞き出していく。そこには、9者9様のドラマがあった。さまざまな価値観と生き方を伝えるノンフィクション。

目次

第1章 ひとみさん―どうしても入らないので、高級愛人紹介所に
第2章 梓さん―結婚前も結婚後も、性交渉のない夫婦生活
第3章 静香さん―できない。それでも跡継ぎを産むために人工授精で…
第4章 由紀さん―35歳までは絶対にしないと決めていた
第5章 シェリーさん―男性よりも、恋よりも、研究が大事
第6章 香月さん―18歳年上の夫が最初でよかった!
第7章 さやかさん―何度フラれても彼がいい
第8章 真衣さん―30人と「試し」てもだめだった…
第9章 敦子さん―恋愛も性も、私には必要ない

著者紹介

家田 荘子 (イエダ ショウコ)  
作家、僧侶(高野山本山布教師)。日本大学芸術学部放送学科卒業、高野山大学大学院修士課程修了。女優など10以上の職業を経て作家に。1991年、『私を抱いてそしてキスして―エイズ患者と過した一年の壮絶記録』にて大宅壮一ノンフィクション賞受賞。執筆のほか、高野山奥之院や総本山金剛峯寺にて法話を行っている(不定期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)