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長寿社会を生きる 健康で文化的な介護保障へ

出版社名 新日本出版社
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-406-06346-3
4-406-06346-3
税込価格 2,310円
頁数・縦 315P 19cm

商品内容

目次

第1部 当事者、家族、介護労働者の声から(パーキンソン病と共に生きる人生
ヘルパーとして、そして介護保険利用者として
母の介護は発展途上です
最後までその人らしく生きるために
妻を介護したときのこと
ケア・マネージャーとして感じる介護のあり方
「介助屋」か専門家か―介護福祉士として)
第2部 現場の背景にあるものと課題(形骸化が加速する介護保険制度
介護福祉とは何かが問われている―介護福祉の成立と変容
人間の生活と介護福祉の社会的意義
今日の介護福祉をめぐる状況―市場化され、分断された介護
介護人材の質の向上と介護福祉士養成施設の役割
家族介護者を支援するということ―その実態と支援の課題
社会的孤立に対する新たな共同性の創造―それをめざした自治体と住民主体づくり
高齢者ケアの財政保障と改革視点)
第3部 長寿社会を生きるために(健康で文化的な介護保障を目指して
福祉文化と介護福祉―健康長寿、学習社会への道を拓く
高齢者の発達保障―自らの問題として)

おすすめコメント

「老老介護」「保険あって介護なし」など高齢者の生活をめぐる深刻な問題が報じられています。被介護者や介護者の声をふまえ、「そもそも介護とは」からあらためて考えましょう。介護保険の問題点はもちろん、介護者養成の課題、家族への支援、高齢者の発達などの論点も視野に、打開の方向を様々な分野の共同で探ります。

著者紹介

石田 一紀 (イシダ カズキ)  
1951年広島県生まれ。保健福祉学博士。立命館大学産業社会学部卒業、日本福祉大学大学院修了。医療ソーシャルワーカーを経て、長野大学教授、京都女子大学教授
池上 惇 (イケガミ ジュン)  
1933年、大阪市生まれ。京都大学名誉教授、福井県立大学名誉教授、京都橘大学名誉教授。経済学博士。一般社団法人「文化政策・まちづくり大学校」(通称「市民大学院」)を主宰。京都大学卒業、同大学大学院博士課程単位取得退学。京都大学経済学部長などを歴任
津止 正敏 (ツドメ マサトシ)  
1953年、鹿児島県生まれ。立命館大学教授。社会学修士。立命館大学卒業、同大学大学院博士課程前期課程修了。京都市社会福祉協議会の地域福祉部長、ボランティア情報センター長を経て2001年から現職
藤本 文朗 (フジモト ブンロウ)  
1935年京都府生まれ。滋賀大学名誉教授。教育学博士。東京教育大学卒業、京都大学大学院修了。「ベトちゃん、ドクちゃんの発達を願う会」代表。全国障害者問題研究会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)