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有賀薫のだしらぼ すべてのものにだしはある

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-416-62369-5
4-416-62369-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 175P 21cm

商品内容

要旨

料理がもっと自由になる!昆布やかつお節だけじゃない、ポップで楽しい「だしの実験室」へようこそ。

目次

第1章 みんなの「だし」は3つある(「だし」って何?
だしを3つに分けてみよう(エブリシングだし
ラスボスだし
インスタントだし)
だしの世界をもっと自由に)
第2章 だしらぼ(エブリシングだし
ラスボスだし
インスタントだし)
第3章 だし問答(伏木亨さん(甲子園大学学長)―味覚って、割といい加減なんです
小倉ヒラクさん(発酵デザイナー)―いま、だしを相対化したほうが良い
味の素株式会社―風味や香りをより追求する時代へ)

出版社・メーカーコメント

日々の“だし”について、悩んでいる人は多いのではないでしょうか。昆布やかつお節からだしをひくのはハードルが高い、だしをとった後に捨ててしまうのはもったいない、そもそもだしとは何か……生活に役立つ情報は意外に少なく、いざ知ろうと思うとプロ向けの専門書がほとんどです。そこにはまず、名店とされる料亭の「一番だしのとり方」が紹介されていますが、有賀さんはそれを〈ラスボスだし〉と呼びます。生活者として気になるのはもっと前段階の話で、あらゆる食材から出る〈エブリシングだし〉の組み合わせ方や、だしパックのような便利な〈コンテンポラリーだし〉の使いこなし術などではないでしょうか。 本書は、スープ作家として活動してきた著者にとって、新たなステップを踏み出すための企画です。スープを作り続け、具材の活かし方・組み合わせ方を知り尽くし、そのレシピと考え方を広く届けてきたからこそ「生活者目線でのだし本」を提案することができます。「だしはハードルが高い」と尻込みしてしまうような料理初心者〜中級者でも、「面白そう」「自分にもできそう」と思えるようなエッセンスが満載。レシピだけを載せるのではなく、有賀さんが主宰する「だしらぼ」におけるだしの研究や試行錯誤が綴られています。

著者紹介

有賀 薫 (アリガ カオル)  
スープ作家。家族の朝食にスープを作りはじめ、10年間毎朝、SNSでスープのレシピを発信。シンプルで役に立つ料理や家事の考え方を生活者目線で伝えている。著作多数。料理レシピ本大賞に入賞した『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』(文響社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)