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こころと人生

創元こころ文庫 河合隼雄セレクション

出版社名 創元社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-422-00054-1
4-422-00054-3
税込価格 935円
頁数・縦 244P 15cm

商品内容

要旨

鋭い目で人生の真実を見抜くのびやかな子ども時代、心の底深くに得体のしれぬものを抱えて苦しむ青年期、最も安定しているはずの時期に最も大きなこころの危機を迎える中年期、生きるということの意味を再び問いなおす老年期―。人生のそれぞれの時期のこころの問題を、臨床家としての目がこまやかに温かくとらえた講演集。

目次

1 子どもは素晴らしい(『一年一組せんせいあのね』
せんせいのおよめさん ほか)
2 青年期の悩み(多様化する青年の姿
昔の青年像 ほか)
3 中年の危機(中年は危険な時期
人生の前半と後半 ほか)
4 老いを考える(年をとるということ
人間の成熟 ほか)

出版社
商品紹介

こころにはそれぞれの時期に特有の問題がある。各時期の問題を、臨床家としての目がこまやかに捉えた講演集。鏡リュウジ氏解説。

おすすめコメント

子ども時代、青年期、中年期、老年期と、こころにはそれぞれの時期に特有の問題がある。鋭い目で人生の真実を見抜くのびやかな子ども時代、心の底深くに得体のしれぬものを抱えて苦しむ青年期、最も安定しているはずの時期に最も大きなこころの危機を迎える中年期、生きるということの意味を再び問いなおす老年期──と、人生のそれぞれの時期のこころの問題を、臨床家としての目がこまやかにとらえた同名タイトル講演集の文庫版。巻末解説は、心理占星術・神話研究者の鏡リュウジ氏。

著者紹介

河合 隼雄 (カワイ ハヤオ)  
1928年〜2007年。兵庫県生まれ。京都大学理学部卒業。臨床心理学者。京都大学名誉教授。1962年にスイスのユング研究所に留学し、日本人として初めてユング派分析家の資格を取得。帰国後、京都大学教育学部で臨床心理学を教えるかたわら、ユングの分析心理学を日本に紹介し、その発展と確立に寄与。1995年、国際日本文化研究センター所長、2002年、第一六代文化庁長官に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)