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河合隼雄のカウンセリング教室

出版社名 創元社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-422-11422-4
4-422-11422-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 231P 19cm

商品内容

要旨

一度きりの個別の出会いのなかに普遍的な本質を見る。「時間」「人間理解」「倫理」「家族」「友情」の五つのテーマに分けて語る豊かなカウンセリングの知恵。

目次

第1章 カウンセリングと時間(集中力が続くのは一時間
どうして時間を決めるのか ほか)
第2章 カウンセリングと人間理解(理解をあせらない
カウンセリングを始めたころ ほか)
第3章 カウンセリングと倫理(文化による倫理、道徳の違い
倫理観は括弧に入れて ほか)
第4章 カウンセリングと家族(「家族」―新・旧の考え方
人間は死後どうなるのか ほか)
第5章 カウンセリングと友情(薄くなっている人間関係
人間関係もマニュアルで ほか)

出版社
商品紹介

毎年6月開催、四天王寺カウンセリング講座での著者の講演録5年分を編集した、カウンセリングの要諦を伝える1冊。

おすすめコメント

毎年6月に行われる四天王寺カウンセリング講座での講演録を5年分まとめて1冊に編集しなおしたもの。どうして時間を決めるのか時間を守らない人にはどう対処するのかなどについて語った「カウンセリングと時間」、クライエントに試されるときプライバシーを守る身体接触と倫理などについて語った「カウンセリングと倫理」など、時代を超えて生き続けるカウンセリングの要諦を改めて伝える一冊。

著者紹介

河合 隼雄 (カワイ ハヤオ)  
1928年、兵庫県生まれ。京都大学教育学博士。京都大学名誉教授。元・文化庁長官。1952年に京都大学理学部卒業後、高校の数学教諭、天理大学講師をへて、1959年にアメリカへ留学。1962年にスイスのユング研究所に留学し、日本人として初めてユング派分析家の資格を取得。1965年に帰国後、京都大学教育学部で臨床心理学を教えるかたわら、ユングの分析心理学を日本に紹介し、その発展に寄与。1992年、京都大学を退官。1995年、国際日本文化研究センター所長、2002年、第一六代文化庁長官に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)