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「日本型」思考法ではもう勝てない

出版社名 ダイヤモンド社
出版年月 2001年2月
ISBNコード 978-4-478-37285-2
4-478-37285-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 247P 20cm

商品内容

要旨

ラグビー日本代表前監督・平尾誠二が臨床心理学、経営学、プロスポーツの第一人者と語り合った21世紀のコーチング&組織論。

目次

1 スポーツも学問も日本では全部「型」にはめてきた(河合隼雄)(日本でいちばん危険なのはクリエイティブであること
自分の経験を理論化して持っているかどうかも重要だ
日本では昔から人を育てる場合に型から入ります ほか)
2 自分がやりやすい方法を見つけて磨きをかけることが大切(古田敦也)(日本ではスポーツがまだ社会的に認知されていない
自分の力を世界の場で試したいと思うのはどのスポーツでも当然のこと
もっと低年齢からラグビーに触れられる環境整備が急務 ほか)
3 リスクなしで好きなことを言えるイメージリーダーが必要(金井寿宏)(もともとチームプレーの原点は個人プレーだと考えていい
ポジションのボーダーレス化に対応できる選手が育っていない
リーダーシップの絶対の条件となるのは人がついてくること ほか)
対談を終えて 「強いジャパンをいかに作るか」を胸に(代表監督辞任の真意
ゴールデン・エイジの育成が必要
スポーツNPO『SCIX』の立ち上げについて)

著者紹介

平尾 誠二 (ヒラオ セイジ)  
神戸製鋼所営業企画部企画担当課長。神戸製鋼ラグビー部 ゼネラルマネージャー。1963年、京都市生まれ。中学からラグビーをはじめ、伏見工業高校3年の時に全国高等学校ラグビーフットボール大会で優勝する。同志社大学で全国大学選手権大会3連覇を果たすと同時に、史上再年少となる19歳4ヵ月で日本代表に選ばれる。また、従来に無かった「スペース」という概念を持ち込んだ「知のラグビー」を実践し、神戸製鋼所ラグビー部を日本選手権7年連続制覇へと導いた。低迷する日本ラグビー界の救世主として1997年、日本代表監督に就任。99年のパシフィックリム選手権大会では優勝を果たすと同時に、ワールドカップ4大会連続出場を達成する。ラグビー協会と選手育成に対するヴィジョンの違いから、2000年、監督を辞任する。著書には『勝者のシステム』『イメージとマネージ』『「知」のスピードが壁を破る』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)