
男の嫉妬 武士道の論理と心理
ちくま新書 560
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2005年10月 |
ISBNコード |
978-4-480-06265-9
(4-480-06265-3) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 219P 18cm |
商品内容
要旨 |
義に厚く、潔い男の中の男。「武士」という言葉から連想される通念であろう。現代には失われた日本の美徳を、われわれは「武士道」へと投影しがちだ。しかし、多くの史料には、嫉妬心から足を引っ張りあう、彼らの等身大の生き様が描かれている。では、なにゆえにサムライたちは、かくも生臭い情念に翻弄されねばならなかったのか。そして、その心性を根深く規定した日本社会の特質とは。一級資料を丹念に掘り起こし、嫉妬うずまく武士社会の実像を浮き彫りにする刺激的な試み。 |
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目次 |
第1章 名誉ある武士の嫉妬 |