地図から読む江戸時代
ちくま新書 1144
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2015年9月 |
ISBNコード |
978-4-480-06850-7
(4-480-06850-3) |
税込価格 | 1,034円 |
頁数・縦 | 234P 18cm |
商品内容
要旨 |
地理的な空間をどう認識するかは時代によって異なる。その違いを象徴するのが「地図」である。大きくみれば、江戸時代は日本の「かたち」が地図上で整えられた時代であった。前期は、中世的な感覚にあふれ、観念的に日本の「かたち」が表現された。後期になると、政治や社会の変化にあわせて日本がとらえられるようになる。本書では、江戸時代の日本地図の変遷をたどり、現代の日本の「かたち」がいかにつくられたかを探る。近世史の知られざる側面を照射し、歴史地理学の世界へ読者を招待する一冊。 |
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目次 |
第1章 伝統からの脱却(江戸時代の前提 |
おすすめコメント
空間をどう認識するかは時代によって異なる。その違いを象徴するのが「地図」だ。古地図を読み解き、日本の形をつくった時代精神を探る歴史地理学の書。