日本経済学新論 渋沢栄一から下村治まで
ちくま新書 1492
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2020年5月 |
ISBNコード |
978-4-480-07314-3
(4-480-07314-0) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 446P 18cm |
商品内容
要旨 |
水戸学のプラグマティズムを、近現代日本を支えた経済思想へと発展させた人物こそ、渋沢栄一であった。『論語と算盤』で水戸学の朱子学批判を賎商思想批判へと読み換え、尊王攘夷思想から継承した経済ナショナリズムで日本の近代資本主義を確立した渋沢。その精神を受け継ぎ経済政策の実践に活かした高橋是清、岸信介、下村治ら実務家たちの思想に「日本経済学」と呼ぶべき思考様式を見出し、そのプラグマティズムと経済ナショナリズムに危機に立ち向かう実践的姿勢を学ぶ。 |
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目次 |
第1章 日本の経済学 |