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中学受験の落とし穴 受験する前に知っておきたいこと

ちくま新書 1796

出版社名 筑摩書房
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-480-07628-1
4-480-07628-X
税込価格 924円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

高学歴親はわが子の将来を心配して、脳の発達の順序や成熟度を無視した早すぎる塾通いから中学受験を考えがちだ。しかし、合格しても決裂する親子関係、入学後も続く苛烈な競争に疲弊する子ども…将来の幸せどころか目の前のトラブルを抱える事例が続出している。一生涯の幸せのために重要なのは、家庭生活でしか育めない“頑丈な脳”を作ること。発達脳科学の視点から、受験を考える前に知っておくべきことをアドバイス。

目次

第1章 受験で壊れる子どもたち(受験で失敗しても人生終わりじゃない
「失敗」をどう捉えるか ほか)
第2章 脳の育ちには順番がある(小学生の子どもの脳の発達段階
勉強は、机の上だけじゃない ほか)
第3章 家庭でしかできない脳育て(学びは日常生活に溢れている
宿題をやらせるのは親の仕事ではありません ほか)
第4章 子育てのゴールはどこにあるか(思春期の反抗期は「こころの脳」が育った証
子どもとの会話はロジックで攻めよう ほか)
終章 中学受験の「成功」「ざんねん」のリアル―(対談)中曽根陽子氏に聞く(中学受験というレール
公立中高一貫校の闇 ほか)

出版社・メーカーコメント

高学歴親がハマりやすい! 発達脳科学の視点から語る、受験を意識したらまず読むべき本。一生涯の幸せを保障する“頑丈な脳”は家庭生活でしか育めない。

著者紹介

成田 奈緒子 (ナリタ ナオコ)  
小児科医・医学博士・公認心理師。文教大学教育学部教授。子育て支援事業「子育て科学アクシス」代表。1987年神戸大学卒業後、米国ワシントン大学医学部や筑波大学基礎医学系で分子生物学・発生学・解剖学・脳科学の研究を行う。臨床医、研究者としての活動も続けながら、医療、心理、教育、福祉を融合した新しい子育て理論を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)