エロティシズムの歴史 呪われた部分−普遍経済論の試み 第2巻
ちくま学芸文庫 ハ12−9
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2011年7月 |
ISBNコード |
978-4-480-09351-6
(4-480-09351-6) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 330P 15cm |
商品内容
要旨 |
民族学が教える通り、未開人は死=殺害の禁忌と並んで性的事象を強くタブー視してきた。“死”に劣らぬ荒々しい力である“性”にそのまま従うことを拒否して、それを制約づけ規範化しようとするところに“人間的な性”がある。触れてはならない、怖ろしい、と押しとどめる力が抵抗するにもかかわらず、その抵抗をのり超えて近づこうとする欲望する次元、それこそがエロティシズムだ。禁忌をあえて破り侵犯することの魅惑。そこに生れる聖性―。三部作として構想された『呪われた部分』の第二巻。バタイユのまなざしはスリリングに、容赦なくエロティシズムの本質を暴いてゆく。 |
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目次 |
第1部 序論 |