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美少女美術史 人々を惑わせる究極の美

ちくま学芸文庫 イ55-4

出版社名 筑摩書房
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-480-09800-9
4-480-09800-3
税込価格 1,045円
頁数・縦 255P 15cm

商品内容

要旨

この世でもっとも純粋で美しいもの―それは愛らしい少女たちの姿。なぜ、彼女たちは時代によって、エロスを漂わせた存在として表現されたり、性をそぎ落とされたけがれない姿で描かれたりと、変貌をくり返してきたのか?そこには人間のどのような理想と欲望が映し出されているのか?あらゆる女性の理想とされたあどけない聖母マリアから、突如挑発的な姿を露わにし始める現代の少女たちまで、200点の名画の裏に隠されたメッセージを読み解く。色鮮やかな図版が誘う究極の美の世界。

目次

第1章 美少女美術の黄金時代
第2章 神話世界の美少女
第3章 キリスト教と美少女
第4章 美少女の復活
第5章 「美少女」の誕生
第6章 印象派と世紀末の美少女

おすすめコメント

幼く儚げな少女達。この世の美を結晶化させたその姿に人類のどのような理想と欲望の歴史が刻まれているのか。カラー多数、200点の図版から読む。

著者紹介

池上 英洋 (イケガミ ヒデヒロ)  
1967年広島県生まれ。美術史家、東京造形大学教授。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了
荒井 咲紀 (アライ サキ)  
ライター。國學院大學大学院博士前期課程修了(西洋美術史専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)