人知原理論
ちくま学芸文庫 ハ49−1
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2018年8月 |
ISBNコード |
978-4-480-09879-5
(4-480-09879-8) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 284P 15cm |
商品内容
要旨 |
事物が存在するということは、それが知覚されているということである―。ジョン・ロックの経験論哲学の批判的継承者たるジョージ・バークリー(1685‐1753)は本書『人知原理論』において、こう断言する。それは裏返せば、知覚されないものは存在しない、つまり私たちの心から切り離された「物質」なるものなど存在しない、ということだ。様々な批判にさらされながらも、ヒュームやカント、ドイツ観念論など後の哲学思想に多大な影響を与えたバークリーの思想とはいかなるものか。その透徹した論理にひめられた核心が、平明このうえない訳文と懇切丁寧な注釈により明らかになる。主著、待望の新訳。 |
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目次 |
序文 |