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時代のきしみ 〈わたし〉と国家のあいだ

出版社名 CCCメディアハウス
出版年月 2002年5月
ISBNコード 978-4-484-02205-5
4-484-02205-2
税込価格 2,090円
頁数・縦 245P 20cm

商品内容

要旨

ロングセラー『「聴く」ことの力』で哲学の新たな地平を拓いた著者が純粋・所有・国家・宗教などをテーマに思想史の次元に切り込む。

目次

1 所有論の季節
2 全体という擬制―“国家”の存在をめぐって
3 “純粋”というレトリック
4 わくらばに―宗教的なものと偶然性の感情
5 “わたし”というトポス
6 危機と批判―二十世紀の文明批評とその時間意識
7 「豊かさ」のみすぼらしさ

著者紹介

鷲田 清一 (ワシダ キヨカズ)  
1949年京都市生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。関西大学文学部教授等を経て、現在大阪大学大学院文学研究科教授。哲学・倫理学専攻。主な著書に『モードの迷宮』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)、『「聴く」ことの力』(TBSブリタニカ、桑原武夫学芸賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)