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望月のあと 覚書源氏物語『若菜』

創元推理文庫 Mも1−5

出版社名 東京創元社
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-488-48205-3
4-488-48205-8
税込価格 1,100円
頁数・縦 439P 15cm

商品内容

要旨

平安の都は盗賊や付け火が横行し、乱れはじめていた。紫式部は『源氏物語』の人気に困惑気味の日々。そんななか訪れたお屋敷で、栄華を極める藤原道長が、瑠璃という姫をひそかに住まわせているのを知る。式部はこの瑠璃姫と道長になぞらえて物語を書きはじめるが…。瑠璃姫は何者なのか?式部が道長に仕掛けた雅な意趣返しとは?平安王朝推理絵巻その三。

おすすめコメント

世は平安、道長が栄華を極めている。紫式部は「源氏物語」の人気に少々困惑気味。そんななか、訪れたお屋敷に、瑠璃という謎の姫君を道長がひそかに隠し住まわせていることを知る。式部はこの瑠璃姫と道長になぞらえて物語を書きはじめたが、しだいに現実と物語が重なりはじめ……。瑠璃姫はいったい何者なのか? 式部が大胆にも道長に仕掛けた、雅な意趣返しとは? 「源氏物語」をめぐる謎を解き明かす平安王朝推理絵巻第3弾!

著者紹介

森谷 明子 (モリヤ アキコ)  
神奈川県生まれ。2003年、紫式部を探偵役にした王朝ミステリ『千年の黙 異本源氏物語』で第13回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)