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危機と人類 下

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-532-17680-8
4-532-17680-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 331P 図版16P 20cm
シリーズ名 危機と人類

商品内容

要旨

国家的危機に直面した国々は、選択的変化によって生き残る―では、現代日本が選ぶべき変化とは何か?現代日本は数多くの国家的問題を抱えているが、なかには日本人が無視しているように見えるものもある。女性の役割、少子化、人口減少、高齢化、膨大な国債発行残高には関心が寄せられている一方で、天然資源の保護、移民の受け入れ、隣国との非友好的関係、第二次世界大戦の清算といった問題には、関心が低いようだ。現代日本は、基本的価値観を再評価し、意味が薄れたものと残すべきものを峻別し、新しい価値観をさらに加えることで、現実に適応できるだろうか?博覧強記の博士が、世界を襲う危機と、解決への道筋を提案する。

目次

第2部 国家―明らかになった危機(承前)(ドイツの再建
オーストラリア―われわれは何者か?)
第3部 国家と世界―進行中の危機(日本を待ち受けるもの
アメリカを待ち受けるもの―強みと最大の問題
アメリカを待ち受けるもの―その他の三つの問題
世界を待ち受けるもの)
エピローグ 教訓、疑問、そして展望

出版社・メーカーコメント

日本、アメリカ、世界を襲う現代の危機と解決への道筋を提案する!国家的危機に直面した国々は、選択的変化によって生き残る――では、現代日本が選ぶべき変化とは何か?現代日本は数多くの国家的問題を抱えているが、なかには日本人が無視しているように見えるものもある。女性の役割、少子化、人口減少、高齢化、膨大な国債発行残高には関心が寄せられている一方で、天然資源の保護、移民の受け入れ、隣国との非友好的関係、第二次世界大戦の清算といった問題には、関心が低いようだ。現代日本は、基本的価値観を再評価し、意味が薄れたものと残すべきものを峻別し、新しい価値観をさらに加えることで、現実に適応できるだろうか?博覧強記の博士が、世界を襲う危機と、解決への道筋を提案する。

著者紹介

ダイアモンド,ジャレド (ダイアモンド,ジャレド)   Diamond,Jared
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)地理学教授。1937年ボストン生まれ。ハーバード大学で生物学、ケンブリッジ大学で生理学を修めるが、やがてその研究領域は進化生物学、鳥類学、人類生態学へと発展していく。カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部生理学教授を経て、同校地理学教授。アメリカ科学アカデミー、アメリカ芸術科学アカデミー、アメリカ哲学協会会員。アメリカ国家科学賞、タイラー賞、コスモス賞、ピュリツァー賞、マッカーサー・フェロー、ブループラネット賞など受賞多数。82歳となった現在も大学で学部生向けに地理学を教え、引退の予定はない。ロサンゼルス在住
小川 敏子 (オガワ トシコ)  
翻訳家。東京生まれ、慶應義塾大学文学部英文学科卒業。小説からノンフィクションまで幅広いジャンルで活躍
川上 純子 (カワカミ ジュンコ)  
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業後、出版社勤務を経て、シカゴ大学大学院人文学科修士課程修了。フリーランスで翻訳・編集の仕事に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)