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シャルリ・エブド事件を考える

出版社名 白水社
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-560-08430-4
4-560-08430-0
税込価格 1,018円
頁数・縦 133P 21cm

商品内容

要旨

イスラーム、国家、ライシテ、LGBT、ヘイトスピーチ…表現の自由にとどまらぬ争点を浮上させた、パリの風刺週刊紙襲撃テロ事件。「フランスの9・11」ともいわれる事件を30名におよぶ識者が緊急レポート!

目次

鼎談 シャルリ・エブド事件は「フランスの9・11」か?
1 わたしはシャルリ、なのか?(表現は誰のものか
ウエルベックの涙
たった3秒のラップ―ル・クレジオの言葉とともに考える ほか)
2 なぜすべてはゆるされるのか?(ライシテの再強化が道を踏み外さないように
政治的装置としての風刺画
諷刺画と自由の歴史 ほか)
3 どのように、テロとたたかうのか?(自由な共生のための自由のリミット
すべてを言う権利―デリダならどう言ったか
実名を隠しながらも、あきらめない。 ほか)

おすすめコメント

イスラーム、国家、ライシテ、LGBT……表現の自由にとどまらぬ争点を浮上させた、パリの風刺週刊紙襲撃テロ! フランス版の911ともいわれる事件を、30名におよぶ識者が緊急レポート。

著者紹介

鹿島 茂 (カシマ シゲル)  
明治大学国際日本学部教授。専門は19世紀のフランスの文学・風俗。古書・稀覯本・版画のコレクターとしても知られる。著書に『馬車が買いたい!』(サントリー学芸賞)、『子供より古書が大事と思いたい』(講談社エッセイ賞)、『職業別パリ風俗』(読売文学賞)など多数
関口 涼子 (セキグチ リョウコ)  
作家、翻訳家。東京生まれ、パリ在住。フランス語と日本語で著作活動を行う
堀 茂樹 (ホリ シゲキ)  
慶應義塾大学総合政策学部教授、翻訳家。専門はフランスの思想と文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)