• 本

いかさま師ノリス

エクス・リブリス・クラシックス

出版社名 白水社
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-560-09916-2
4-560-09916-2
税込価格 3,960円
頁数・縦 278P 20cm

商品内容

要旨

1930年代、世界の政治・文化の中心、国際都市ベルリン。ワケありな紳士ノリスは東奔西走で大忙し。ナチス台頭前夜の狂乱の日々を描く傑作、新訳で登場。

出版社・メーカーコメント

1930年代、政治と文化が花開くベルリン。ワケありな紳士ノリスは東奔西走で大忙し。ナチス台頭前夜の狂乱の日々を描く予見的傑作。

著者紹介

イシャウッド,クリストファー (イシャウッド,クリストファー)   Isherwood,Christopher
1904‐1986。イングランドの地主階級の家庭に生まれる。ケンブリッジ大学在学中から小説を書いていたが、退学してロンドンで家庭教師などをしながら本格的に執筆活動に力を入れる。28年、第一長篇All the Conspiratorsを発表後、幼馴染W・H・オーデンの誘いで、ベルリンに向かう。ワイマール文化華やかなりしベルリンでの経験を基に書いた『いかさま師ノリス』(1935)とGoodbye to Berlin(1939)で不動の地位を確立(後年、2作合わせて“タイム”誌が選ぶ100冊に選出される)。後者はミュージカル・映画の名作『キャバレー』にもなった。また、文学界の新潮流「オーデン・グループ」を形成し注目された。39年、オーデンと共に渡米。カリフォルニアで出会ったヒンドゥー教に傾倒。46年、アメリカに帰化。86年、カリフォルニアのサンタモニカにて逝去
木村 政則 (キムラ マサノリ)  
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)