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批評の事情 不良のための論壇案内

出版社名 原書房
出版年月 2001年9月
ISBNコード 978-4-562-03424-6
4-562-03424-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 360,4P 19cm

商品内容

要旨

90年代にデビューまたはブレイクした批評家を中心に、いまどきの論客を論じてみます。学者だったり、おたくだったり、コンサルタントだったり、いろんな出自の論客がいるけれど、何もなかったようでいろいろあったこの十年、彼らは何を語ってきたんだろう?そして今、何を目指しているんだろう?批評の力って、何なんだろう?永江朗がナビゲートする21世紀の論壇エンタテインメント読本。

目次

1 社会はどうなる?(宮台真司・90年代がはじまった
宮崎哲弥・アカデミズムとジャーナリズムのあいだで ほか)
2 時代の思考回路(大塚英志・物語の生産と消費をにらんで
岡田斗司夫・オタク批評の真価 ほか)
3 芸術が表わすもの(椹木野衣・ポップカルチャーを生きるニヒリズム
港千尋・世界を再構築する眼 ほか)
4 ライフスタイルとサブカルチャー(伏見憲明・男制・女制
松沢呉一・ばかばかしいもので撃つ快感 ほか)
5 文芸は何を語る(福田和也・小林秀雄への道
斎藤美奈子・あなたの固定観念 ほか)

著者紹介

永江 朗 (ナガエ アキラ)  
1958年5月9日生まれ。北海道旭川市出身。法政大学文学部卒業。西武百貨店系洋書店に約7年間勤務。その後、フリーのライター兼編集者を約5年間。この時期、『宝島』および『別冊宝島』編集部にそれぞれ2年在籍。93年ごろよりライター業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)