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新・批評の事情 不良のための論壇案内

出版社名 原書房
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-562-04074-2
4-562-04074-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 279,3P 19cm

商品内容

要旨

同時多発テロで始まった二十一世紀、脱臼しっぱなしのこの世界で、何が語られてきたんだろう?格差、右傾化、ネオリベラリズム、インターネット、オタク、乙女などなど、ゼロ年代の日本に切り込む論客たちを永江朗が読み解く、新世紀の言論カタログ。

目次

1 この国のゆく道きた道(内田樹―時代は叔父さんを求めている
小熊英二―自明の理の破壊 ほか)
2 格差社会の歩き方(三浦展―ファスト風土化と下流化
玄田有史―仕事に就くということ ほか)
3 00年代カルチャー(菊地成孔―大衆音楽の過去・現在・未来
陣野俊史―日本文学はフランス暴動とつながっている ほか)
4 ライフスタイル(ドン小西―「新しい」=「正解」か?
遠山周平―日本人は洋服をどうすればいいのか ほか)

著者紹介

永江 朗 (ナガエ アキラ)  
フリーライター。1958年北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。西武百貨店系洋書店に約七年間勤務の後、『宝島』および『別冊宝島』の編集、ライターを経て、93年ごろよりライター業に専念。「哲学からアダルトビデオまで」を標榜し、幅広い媒体で取材・執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)