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「男」という不安

PHP新書 150

出版社名 PHP研究所
出版年月 2001年4月
ISBNコード 978-4-569-61417-5
4-569-61417-5
税込価格 726円
頁数・縦 233P 18cm

商品内容

要旨

少年犯罪、ひきこもり、ストーカー、中高年自殺といった現代の社会問題の主役は、大半が「男」である。男が弱くなった、危なくなったと言われて久しいが、何が彼らをそうさせているのか。他方、いまの日本の女たちはもはや男など頼りにせず、決然と自立を目指しているかのように多くのメディアは報じるが、それはほんとうなのだろうか?現代日本の男たちが直面している困難を多面的に照らし出し、いまあらためて再考されるべき「男の値打ち」「男の生き方」を模索する真摯な論考。

目次

第1章 「男らしさ」は必要なくなったか(男女をめぐる状況の様変わり
「男は度胸、女は愛嬌」は死語か ほか)
第2章 いつ「男」になるのか(ボーヴォワール説への疑問
自然に対して対立的、非調和的な「男」 ほか)
第3章 男にとって恋とはなにか(ロマンチック・ラブ・イデオロギー
欲望を達成できない切ない思い ほか)
第4章 「中年」と「父親」をどう乗り切るか(「生命体の一種」と「一人の主体」
人間だけが有する時間物語 ほか)
結論に代えて―体験的視点から

著者紹介

小浜 逸郎 (コハマ イツオ)  
1947年横浜市生まれ。横浜国立大学工学部卒業。家庭論、教育論、思想、哲学など幅広く批評活動を展開。主な著書に『学校の現象学のために』(大和書房)、『癒しとしての死の哲学』(王国社)、『オウムと全共闘』(草思社)、『無意識はどこにあるのか』(洋泉社)、『なぜ人を殺してはいけないのか』『中年男に恋はできるか』(以上、洋泉社・新書y)、『大人への条件』(ちくま新書)、『吉本隆明』(筑摩書房)、『これからの幸福論』(時事通信社)、『正しく悩むための哲学』(PHP文庫)、『「弱者」とはだれか』(PHP新書)など多数がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)