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講談・英語の歴史

PHP新書 163

出版社名 PHP研究所
出版年月 2001年7月
ISBNコード 978-4-569-61704-6
4-569-61704-2
税込価格 726円
頁数・縦 211P 18cm

商品内容

要旨

今や世界の国際語。その英語も元々はゲルマンの一方言に過ぎなかった。ブリテン島に進出した後も、方言が多く統一感に欠け、スペリングと発音はバラバラで、言語としての完成からはほど遠い状態。しかも歴史的には、ヴァイキングの襲撃、フランス語の公的使用など、常に外国語の脅威にさらされてきた。このように言語としても未完成で、英国内における地位も不安定な英語が、いかに成り上がっていったのか。本書では、その波乱万丈の千五百年の歴史を英国史と絡めて解説。英語通・歴史通になる一冊。

目次

序章 国際語としての英語
第1章 英語はどのように生まれたか
第2章 中英語の時代
第3章 近代英語から国際英語へ
第4章 日本語と英語―一老英語学者の国語観

出版社
商品紹介

ゲルマン人の一言語から世界の国際語へ。その起源から成り上がるまでの物語を各時期の特徴とともに解説。英語とは何かを提示する。

著者紹介

渡部 昇一 (ワタナベ ショウイチ)  
1930年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ各地で講義。上智大学教授を経て、現在、上智大学名誉教授。Dr.phil.,Dr.phil.h.c.専攻は英語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)