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上達の法則 効率のよい努力を科学する

PHP新書 203

出版社名 PHP研究所
出版年月 2002年5月
ISBNコード 978-4-569-62198-2
4-569-62198-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 235P 18cm
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上級者になれる人…
記憶する能力の違い
上達を極める10のステップ①
上達を極める10のステップ②

商品内容

要旨

仕事でも趣味でも、たえず新しい知識や技術の習得が、人生を豊かにする。英会話、パソコン、ゴルフ、さらに、あらゆる資格や稽古ごと等々。やる限りは上達したいものである。万年初心者ではつまらない。では、上達を極めた人と、そうではない人と、どこが違うのだろうか?本書は、記憶と認知の心理学に基づき、上達の力学が“スキーマ”や“コード化”にあることを解明。その理論から、独自の精密練習法やスランプ脱出法を紹介する。努力が報われるために、本人、親、教育者、コーチ必読の書。

目次

第1章 能力主義と上達の法則
第2章 上達と記憶のしくみ
第3章 上達した人はどこが違うのか
第4章 上達の方法論―中級者から上級者になるステップ
第5章 スランプの構造と対策
第6章 上級者になる特訓法

おすすめコメント

「できる人」の学習法!仕事も趣味も、たえず新しい知識や技術の習得が人生を豊かにする。本人、親、コーチ、教育者たちへ、究極の実用書! 仕事でも趣味でも、たえず新しい知識や技術の習得が、人生を豊かにする。英会話、パソコン、ゴルフ、さらに、あらゆる資格や稽古ごと等々。やる限りは上達したいものである。万年初心者ではつまらない。では、上達を極めた人と、そうではない人と、どこが違うのだろうか?  本書は、記憶心理学、学習心理学、記憶心理学などをベースに、上達法を科学的に分析。まず、「できる人」の記憶の構造はどうなっているのだろうか。アイコニックメモリ(感覚記憶)、ワーキングメモリ(作動記憶)、長期記憶などについて説明する。そして、上達の力学が<スキーマ>や<コード化>という能力にあることを解明。その理論から独自の上達ノウハウを披露する。「得意なものにこだわる」「大量の暗記暗唱法」「マラソン的訓練法」等々。さらに上達のプロセスで必ず訪れる「スランプ」とは何か、その対策も論じている。  努力が報われるために、本人だけでなく、親、教育者、コーチ必読の書。

著者紹介

岡本 浩一 (オカモト コウイチ)  
1955年大阪府生まれ。社会心理学者。東洋英和女学院大学人間科学部教授。1980年、東京大学文学部社会心理学専修課程卒業。同大学院社会学研究科博士課程を経て社会学博士。専門はリスク心理学。文部科学省の委員、通産省技術顧問、カーネギーメロン大学大学院学位審査委員、ISPP(国際政治心理学会)理事など、内外で多くの要職を歴任。また、茶道を修め、茶道誌「淡交」に「茶道心講」を連載。裏千家淡交会巡回講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)