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権威主義の正体

PHP新書 330

出版社名 PHP研究所
出版年月 2005年1月
ISBNコード 978-4-569-63990-1
4-569-63990-9
税込価格 814円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

部下を頭ごなしに怒鳴りつける上司、“鶴の一声”で全てが決まってしまう会社、正義をふりかざし世論を誘導するマスコミ―。それらの背後にひそむ権威主義を社会心理学の立場から徹底解剖。まず、その研究の発端であるホロコーストを検証する。同調や服従はいかに増幅され、ナチスの暴走を許したのか。カリスマ、教条、集団ナルシズムなど権威主義を支える条件を見極める。さらに、身近にいる権威主義的人物の特徴を分析。あなたの職場、あなた自身は大丈夫か?組織のあり方を真摯に考える人のための一冊。

目次

第1章 なぜ権威主義が問題なのか―権威主義研究の生い立ち
第2章 ホロコーストとは何だったのか―権威主義の原点
第3章 権威主義を科学する
第4章 権威主義的人格の本質
第5章 組織にはびこる権威主義
第6章 権威主義的人物の見分け方
第7章 現代日本の権威主義

おすすめコメント

部下を頭ごなしに怒鳴りつける上司、“鶴の一声”で全てが決まってしまう会社、正義をふりかざし世論を誘導するマスコミ・・・それらの背後に潜む権威主義を社会心理学の立場から徹底解剖。同調や服従はいかに増幅されるのか?身近にいる権威主義的人物の特徴を分析しながら、組織のあり方を真摯に考える、大人のための一冊です。

著者紹介

岡本 浩一 (オカモト コウイチ)  
1955年大阪府生まれ。社会心理学者。東洋英和女学院大学人間科学部教授。1980年、東京大学文学部社会心理学専修課程卒業。同大学院社会学研究科第一種博士課程を経て社会学博士。専門はリスク心理学。文部科学省政策評価有識者会議委員、原子力安全委員会専門委員、内閣府原子力委員会専門委員、オレゴン大学客員助教授(フルブライト・フェロー)、カーネギーメロン大学大学院学位審査委員など、内外で多くの要職を兼務する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)