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人生というもの

PHP文庫 な51-1

出版社名 PHP研究所
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-569-66868-0
4-569-66868-2
税込価格 607円
頁数・縦 285P 15cm

商品内容

要旨

『吾輩は猫である』『三四郎』『こゝろ』など、今も読み継がれる多くの作品を残した日本を代表する文豪・漱石。本書は、明治という大変革期に、神経衰弱や胃潰瘍などと闘いながら、“人間とは何か”“いかに生きるべきか”を探求し続けた漱石の名言の数々を、テーマ別に編集した一冊である。「人とは」「学問とは」「女とは」…、現代にも通じる人生の断面を鋭く抉り出した珠玉の箴言集。文庫オリジナル。

目次

第1章 人(人の本性
生まれついての性格
生と死
人間関係の本質
他人を頼る心)
第2章 道(正しいこと
物事へのこだわり
人の罪悪
宗教
世慣れた人)
第3章 学問(知性を磨く意味
教育
学生時代
芸術と文化
文化人の存在意義)
第4章 文明(現代文明
社会と世間
カネの力)
第5章 女(女の本性
女の宿命
さまざまな女の顔
男と女
男の言い分)
第6章 家族(夫婦
親子関係)
第7章 自然(この世の理
運命)

著者紹介

夏目 漱石 (ナツメ ソウセキ)  
慶応3(1867)年、東京生まれ。東京帝国大学卒業後、愛媛県尋常中学校(松山中学校)、熊本の第五高等学校などで英語を教える。明治33(1900)年、英国ロンドンに留学。帰国後、明治36(1903)年から第一高等学校、東京帝国大学英文科講師となる。明治37(1904)年、『吾輩は猫である』を発表。以後、『坊っちゃん』『草枕』『野分』などの中篇小説を発表。明治40(1907)年、教職を辞し、朝日新聞社に入社。『虞美人草』『坑夫』などを連載し、翌明治41(1908)年より、三部作『三四郎』『それから』『門』、後期三部作『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』などを連載する。大正5(1916)年、胃潰瘍の悪化で急逝。執筆中だった『明暗』は未完となる
長尾 剛 (ナガオ タケシ)  
東京生まれ。東洋大学大学院修了。ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)