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大人のための精神分析入門

PHP新書 695

出版社名 PHP研究所
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-569-79190-6
4-569-79190-5
税込価格 792円
頁数・縦 247P 18cm

商品内容

要旨

「お子様大人」が増えている。が、あなたも私もそうなのでは?大人として立派な行動を、いつもとるのは難しい。誰でも感情的になって、ストレスに満ちた人間関係に巻き込まれ、それをどうしても繰り返してしまう。精神分析は、大人の心に子供や乳児がいることを発見した。それだけに、大人であることの難しさを知っている。本書では、人間社会に密接に関係している「なぜ罪悪感はあるのか」「なぜヒトのセックスは特別なのか」「なぜ人は心の病にかかるのか」という、フロイトを悩ませた三つの問いから、大人であることを考える。

目次

序章 大人であることの難しさ
第1章 なぜヒトはセックスを楽しむのか
第2章 道具としての精神分析―どうやって分析するのか
第3章 なぜ人はうそをつくのか―防衛の発見
第4章 無意識は細部に宿る―なぜ病気があるのか
第5章 運命の深層―罪悪感の行方
第6章 書を捨てよ、精神分析を受けよう

著者紹介

妙木 浩之 (ミョウキ ヒロユキ)  
1960年生まれ。上智大学文学部心理学科卒業後、同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。北山研究所臨床心理士、佐賀医科大学助教授、久留米大学文学部助教授を経て、2004年より東京国際大学人間社会学部・大学院臨床心理学研究科教授。南青山心理相談室臨床の心理士。日本精神分析学会会員。専攻は臨床心理学・精神分析学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)