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リーダーの力量 日本を再び、存在感のある国にするために

出版社名 PHP研究所
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-569-79248-4
4-569-79248-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 203P 20cm

商品内容

要旨

宰相の哲学・決断力、米・中への外交戦略などこの国の指針を明瞭に描く。

目次

第1章 トップリーダーの胆力と佇まい(政治不在で亡国に向かう日本
宰相論―本物の政治家の条件 ほか)
第2章 日本の歴史と文明を振り返る(国際日本文化研究センター創設秘話
出雲王朝と日本文明のエッセンス ほか)
第3章 日本の存在感を世界にどう高めるか(宰相のトップ外交はどうあるべきか
世界の名宰相を語る ほか)
第4章 この国を再び飛躍させる政治(共産主義を潰した中曽根政権
保守の復活のために ほか)

出版社
商品紹介

「輝ける日本」の復活に向け、日本人の英知を最大限に発揮させて外交・文化力を磨き上げていく術を、2人の長老が提起する。

おすすめコメント

尖閣問題、北方領土問題……。国家としての毅然たる態度を示さず、世界の圧力に潰されそうな日本。菅総理のリーダーシップのなさに、多くの日本人が憤りを感じているのではないか。本書では、5年間の長きにわたり日本のトップにあり、西側諸国をリードしながらソ連を解体に追い込んだ政治家・中曽根康弘氏と、「梅原日本学」を打ち立て、哲学、歴史学、文化人類学など幅広い分野の学者に多大な影響を与えてきた学者・梅原猛氏が、リーダーが持つべき哲学・決断力を、実体験のエピソードを盛り込み、語りつくす。さらには、日本人が世界で闘う際の基盤となる歴史観についても自在に議論し、そこから、米・中などの大国に対し、日本がなすべき外交戦略を明瞭に描きだす。「輝ける日本」の復活に向け、日本人の英知を最大限に発揮させる方策を、二人の長老が提起する力作。

著者紹介

中曽根 康弘 (ナカソネ ヤスヒロ)  
1918(大正7)年、群馬県生まれ。東京帝国大学法学部政治学科卒業。1947年、新憲法下、群馬から衆議院議員初当選。1982年、第11代自民党総裁、第71代内閣総理大臣に就任。1987年11月、任期満了により戦後3番目の長期政権(1806日)の幕を閉じる。2003年10月、衆議院議員引退。その後も、(財)世界平和研究所会長、アジア・太平洋議員フォーラム名誉会長などの要職を務める
梅原 猛 (ウメハラ タケシ)  
1925(大正14)年、宮城県生まれ。哲学者。京都大学文学部哲学科卒業。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター所長等を歴任。1992年、文化功励者。1999年、文化勲章受章。主な著書に『隠された十字架』(毎日出版文化賞)、『水底の歌』(大佛次郎賞)など。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する幾多の論考は“梅原日本学”と呼ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)